月の土地に意味はあるのか?
月の土地を購入することに、意味があるのか、否か。
月の土地を所有するということに、絶大なロマンや夢を感じることができる人には、格安で手続き等も容易に月の土地を購入でき、その後いろいろな想いをめぐらせたり、楽しんだり、素敵な気分に浸れたりなどなど、それだけで十分に価値があるものになることでしょう。
しかし、誰のものでもないはずの月の所有権をうたい、その販売によってたくさんの利益を得ている人がいることに、不平や不満を感じる人もたくさんいることでしょう。
そういった人たちにとっては、月の土地の権利書はただの胡散臭い紙切れにしか感じられないのかもしれません。
ルナエンバシー社の主張が、将来にわたって世界的に認められ、月が開発されたり、月に手軽に行くことができる時代が遠い未来にくるとしたら、2700円で購入した権利が莫大な価値に変わる可能性もあるかもしれません。
反対に、新しく月に関する法律等が整備され、ルナエンバシー社の所有権の主張が一蹴されてしまって、何の価値もないものになってしまうかもしれません。
また、権利を認められても、「ではここはあなたの土地ですので、固定資産税を払ってください」なんていう時代が来るかもしれませんね。
世界の動向や宇宙開発の動向などにより、今後どのようになっていくのかは、誰にもわからないのが現状ではないでしょうか。
あれこれ考えずにロマンを求めるか、先行きが不透明なものに手をださないのが得策とするのか、それは一人ひとりの感性や考えにより判断するしかないと思います。
月の土地 意味あるのかについて
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